私の最初のスポーツバイクは、TSUNODA GRAND PRIX。兄のお下がり。それまではブリヂストンのベルレックスという乗りやすいママチャリに乗っていましたが、当たり前のことながら、根本から違う。乗る楽しみを理解しました。兄の乗っていたのがグランプリで良かった。スカイランサーだったら、乗ろうと思うこともなく、ベルレックスに乗り続けていただろうから。いや、ベルレックスも乗り味というか漕いだ感触はチェーンとは違って感動ものでしたが、自転車の種類が違うので、違う面での驚きがありました。
【この写真は現在乗っている自転車でグランプリではありません】
仕様
毎日のように乗っていたはずなのにしっかりとした記憶はありません。今のようにスマホで撮ることもないので、記憶も記録もない状態。かろうじて覚えているのは、次の仕様ですが、改めて書いてみて曖昧な点もあるなときづきます。
コンポーネントはSHIMANO 500(どの程度使われていたかはわからないですが、少なくともリアディレイラーはコレ。恐らくフロントディレイラーもそうだった気がする)。SHIMANO 600で組んだモデルもあったというかそちらがメインだったようなので、乗っていたのは下位モデルなのだと思う。スポークの先とシートステーの先は銀色のメッキ。リアブレーキワイヤーはトップチューブ内蔵だった記憶。26型。サドルは黒。ライトはフロントの泥除けに取り付け、ダイナモは後ろ…だった気がするが、そうなると電線はどこを通っていたのだろう?リフレクターはシートステーに取り付け。
覚えているのはこれくらい。購入時期は分かるのですが、昔の自転車小売店のことなので、当時の最新モデルだったのか型落ちか分からず年式不明。ネットで検索してみましたが、同じモデルと思われるのは中々見つかりません。パーツも交換していたりするでしょうし。色違いでそれらしいものを見つけましたが、ハンドルとサドルは異なっていました。
非常に乗りやすかった記憶があります。とはいえ、乗り初めはサドルの硬さからお尻が痛くなったのも覚えている。これは久しぶりにクロスバイクに乗り始めた時も経験。
リアディレイラー交換
理由は忘れてしまったけれどリアディレイラーを交換することがあって、その時にサンツアーにしたのですが、それが問題で。微調整を誤ったか、相性の悪いものをつけられたのか分からないけれど、変速リスクが高かった。というか、交換してもらって自転車屋の周りを走った時には問題ないが、しばらくして普通の感覚で変速した瞬間に故障した。どうおかしくなったのか覚えていないが、まあ、リアディレイラーの限界を突破してしまったのでしょう。自転車屋のおじさんは、交換時もちゃんとシマノ500使ってくれよと思う。聞かれたかもしれないが、価格が安く互換性があるからとか言われて選んだというか選ばされたのかもしれません。とにかくリアディレイラーには悩まされた。けれど、知識も技術もないからどうしようもなかったです。
リムの定期的調整
リムが何かの合金製で、乗っていると歪むということで、ちょくちょく自転車屋に持って行ってリムというかスポークの調整をしてもらっていた。自分でやるという発想は兄も親も自分もなかったし、自転車屋も歪みを感じたら持ってきなさいということで、何年も通った。自転車は手がかかるというのは理解した。しかし、当時、そんなことしてる少年少女は他に聞いたこと無かった。普通に中高生が乗る自転車で、定期的に専用の工具を使ったメンテナンスが必要なんて。今思えばあれは何だったのだろう。