スマホでネットを漁り、カタログを入手し、ショップも色々巡って、結局、元々考えていたものと違うタイプのバイクを手に入れたけれど、とにかく自分のバイクを手に入れて走り出したことが良かった。自転車の楽しさをずっと忘れていたが、やはりこれは楽しいです。
購入候補
カタログレベルでは以下のものたちを挙げていました。
GIANT ESCAPE RXシリーズ
GIOS MISTRAL
TREK FXシリーズ
RALEIGH Radford Traditional
ARAYA Touriste
丸石 Touring Master
カタログの段階では、クロスバイクから現代版ランドナーの辺りで考えていました。この中から、家から行ける範囲の店舗があるなしも考えて絞って行きました。
ラレー ラドフォード トラディショナル
ネットのページでも、実車を見ても、いやらしいほどノスタルジーを誘う気満々で、ノスタルジーが溢れてしまっている自転車。惹かれるのですが、これはダメです。もう少しドライなヤツでないと、乗っている自分までそっち側の人間に見られそうな気がしてきたので、候補から下ろしました。自転車のスタイル自体は、本当に魅力的なのですが、それを乗る勇気がありませんでした。
ジオス ミストラル
これ、何故かお店の人が、「ハンドル変えればロードバイクと遜色ないからオススメ」と言ってきたのですが、そもそもロードバイクが欲しいのではなくランドナーが欲しい人間で、早く遠くへではなく、ゆっくり遠くへなので、そのセールストークが響かない。ただ、あのブルーは眩しいし、クロモリの魅力は分かっている。
ジャイアント エスケープ RXシリーズ
これ、惹かれるのですが、街を歩いているとRXに限らず、ジャイアントの自転車はよく見ます。ラレーほどの主張はしたくはないが、ちょっとだけ自己主張したいとは思っていたので、選択肢から外しました。駅前の自転車置き場に行くと必ず通学見ますからね。
トレック FXシリーズ
結局、このシリーズのFX2にしたのですが、まあ、色とジャイアントよりは見かけないというその２点で決めました。FXには色々グレードがありますが、真ん中を取ってというのと、希望の色がFX2にしかなかったのでという感じ。色の面で女性専用モデルは諦めて一般モデルにしています。そもそも昔の自転車も兄のお下がりだったわけで、身長も大きい目でサイズの制約もなく、その辺りはあまり気にならない。最終的に購入の決め手が消去法みたいになっているのが、自分らしいなと思わざるを得ない。とはいえ現在のところ乗っていてほぼ満足です。不満というか、体感と実際のスピードが合わない感じの面もあって、もう少しガツンと進んでも良いのではというか、適切なシフトが分からないと言うか、そういうモヤモヤしたところはある。これは恐らく体が覚えていくのではないかな。
アラヤと丸石
クロスバイクばかり見ていると、ランドナーは今の時代の１台目ではないなと思い、候補から外しました。しかしやはり惹かれる。特に丸石のツーリングマスターは、フェンダーと呼ばず泥除けと呼んでおり、その潔さに惹かれまくっている。しかし、それでもこれを１台目とするのはハードルが高い気がする。理由はないけれど。アラヤはそれに比べるとオシャレな印象。しかし昔乗っていたランドナーは、まあフレームの印象はどれも変わらないけれど、色がもっと何というかオシャレ感がないというか、そんな感じだったので、ちょっと違う気がしてしまう。
